- C'ISM BE
- 9月1日
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更新日:11月19日

No.1 根セロリ (Céleri-rave)
(スペシャル版 By Keyaki)

ヨーロッパならではの冬野菜、根セロリ(Céleri-rave)。
その独特な見た目に、スーパーなどで見掛けてもトライしてみようと思われる方はあまり多くないのではないでしょうか。
別名Céleri-navetとも呼ばれるこの根菜は、日本でもポピュラーな茎セロリと同じくセリ科の野菜ですが、根セロリはこれとは別品種で茎セロリの根が肥大化したものではありません。
古来から地中海地方で栽培されており、中世には既にポピュラーな野菜となっていました。 今では世界中で収穫されますが、なかでもフランス、ドイツ、ベルギーなどが主な生産地です。
見た目とは裏腹に、皮をむいた後の美しい象牙色は、サラダに最適です。 茎セロリほど香りと味にクセがないため、セロリが苦手な方にもおすすめ。 シャキシャキとした歯ごたえは日本人好みとも言えるでしょう。 ヨーロッパでは細切りをバター炒めにしたり、ジャガイモと同じように茹でてピュレにしたりと、名脇役になる野菜です。
ビタミンCやB1、食物繊維が豊富で、美肌効果や整腸作用等の効能があるとのこと。 免疫力強化の働きも期待できるそうですので、ヨーロッパの長い冬には欠かせない野菜ですね!
調理の際には当然皮をむいて使用しますが、大きさが大きさですので一度に一個丸ごとお使いになることは少ないかと思います。 皮付きのまま使用する分のみ切って皮をむき、残りの分の断面はにレモンをこすりつけておくと色も変わらず、新鮮な状態で保存できます。 また、アクも多少ありますので、サラダなど生食でお召し上がりになる場合は塩もみをしたほうが良いでしょう。




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