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プロに聞く


N0.15 佐々木 靖さん 【Patisserie-Chocolatier Yasushi Sasaki オーナーパティシェ・ショコラティエ】
【2023-9-15】 N0.15 佐々木 靖さん 【Patisserie-Chocolatier Yashushi Sasaki オーナーパティシェ・ショコラティエ】 ベルギーで唯一の日本人オーナーパティシエである佐々木靖さんが、グルメガイドのゴ・エ・ミヨ*・ベルクスのショコラティエ・オブ ザ イヤー 2024に選ばれました。地元では知らない人はいない名店の満を持しての最優秀賞です。受賞を記念してお話を聞かせていただきました。 ♦受賞おめでとうございます。 審査員をして「香りの魔術師」と言わしめましたが、ご自身はどう思われますか? 佐々木氏:「香り」は自分が最も重視しているところですので、そう評価していただいているのだとしたら嬉しいです。お菓子は、お客様にご購入いただいてから、いつどんな状況で召し上がるのかわからない製品です。衛生上、どうしても高温で調理しないといけない工程がある。ただ、80〜100℃などになってくると、香りはとんでしまうんです。その制限の中で、いかにしてフレーバーを引き出すのか、商品として安定させるのかを日々考えながら作っ
2023年9月14日読了時間: 6分


N0.14 國安 駿さん 【七伴 by Takumi オーナー】
【2023-5-2】 N0.14 國安 駿さん 【七伴 by Takumi オーナー】 在住日本人にファンが多かったザベンテムのラーメン店七伴を前オーナーから受け継ぎ、復活させた若き経営者、國安 駿さんにお話を聞きました。 ◆どのようなお店を経営されているか教えて下さい。 Takumi Group のサポートのもと、Nanaban by Takumiというラーメン店を経営しています。Brussels郊外のZaventemで2019年11月から、前オーナーが営んでいたラーメン屋七伴を引き継ぎ再オープンしました。独自の持ち味を活かし、匠デュッセルドルフと七伴のオリジナルメニューをフュージョンした新しい店舗として経営しています。 ◆日本食の代表格である『ラーメン』を商材に展開されているのですね。 はい。ヨーロッパでも日本のレストランのホスピタリティ、本格的なクオリティのラーメンを体験できる場所を作りたいと第一に考えています。その想いを通して現地の方々に日本への興味を持ってもらいたいと考えています。 ◆ヨーロッパの日本食レストランに入ってみると、
2023年5月1日読了時間: 4分


N0.13 國分真理子さん 【okonomimariko オーナー】
【2023-1-30】 N0.13 國分真理子さん 【okonomimariko オーナー】 今回はコロナでたくさんのお店が影響を受ける中、感染症の世界だからこそ体に良いメニュー開発等を行い、ベルギーでお好み焼きを中心とした日本食を提供するサービスを起業し大好評となっている日本人女性にお話をお伺いしました! ◆なぜお好み焼きを選んだのですか? 日本食と言えば既に寿司やラーメンのイメージが欧州では定着していたので、他にも日本の魅力を伝えたいと最初は『そば・うどん』の伸び代を模索していました。その中で日本から父が送ってくれていた出汁の美味しさに気が付き、お好み焼きに決めました。 ◆店舗を構えるのではなく、可愛らしい赤色の移動トレーラーにて販売されていますね。 コロンとした赤色なので、お客様に見つけてもらいやすく私も気に入っています。ただ当初は店舗での出店を考えていました。当時娘がまだ2歳という事もあり育児との両立ができそうな土曜日のマーケットに出店する事から始めてみました。 ◆現地での反響はいかがでしたか。 美味しさを伝えるための時間がかな
2023年1月30日読了時間: 4分


N0.12 永田友絵 自然療法/キネシオロジスト
【2018-9-25】 N0.12 永田友絵 自然療法/キネシオロジスト 2010年にベルギーでキネシオロジー国際ディプロマを取得し、ブリュッセルにて個人セッションのサロンを開業されている、キネシオロジストの永田友絵さんに仕事の内容、キネシオロジーについて、お話を聞きました。 スタッフA:先ずキネシオロジーとはどんなものなのでしょうか? たとえば、原因不明の頭痛に悩んでいるとしましょう。 それを薬に頼らず、自己治癒力を引き出すことで改善しようというのが、キネシオロジーです。気になるのは、どうやって自己治癒力を引き出すのか? キネシオロジーのキーワードは『ネガティブな感情の解放』と『筋肉反射テスト』にありますが、ちょっと説明させて下さい。 現代のストレス社会において、我慢している身体の痛みや不調、心のモヤモヤなどに皆さん多かれ少なかれ悩まれた経験があると思います。 キネシオロジーは、不調の原因が無意識のうちに心の奥に抑え込んでいるネガティブな感情にあると考えます。そして、その感情が何なのか?を明解にし、その感情自体を解放していく療法で
2018年9月24日読了時間: 9分


N0.11 川瀬まり(臨床心理士・性セラピスト)
【2017-4-6】 N0.11 川瀬まり(臨床心理士・性セラピスト) 今回の「ベルギーのプロに聞く」は、2015年より臨床心理士(Psychologue Clinicienne)として活躍されている川瀬まりさんにお話を伺いました。主に、駐在の日本人や国際カップルを対象とした「相談室」をメディカルセンターで開室しています。今年の1月からは、新たに取得した性セラピスト(Sexologue Clinicienne)としての活動も始められ、より包括的な視点で個人個人が抱える問題の解決に取り組んでいます。 【川瀬まり Mari KAWASE】 日本で心理学の学士を取得。ベルギーの(UCL)ルーヴァン・カトリック大学にて心理学の修士号を取得。2015年よりブリュッセルのメディカルセンターで臨床心理士として「相談室」を開始。性科学(Sexologie)の学位を取得し、2017年より開業。現在、フランス人の夫とベルギーに在住。 相談室のHP http://www.solvoa.com/ メディカルセンターのHP http://www.medicis.be
2017年4月5日読了時間: 6分


N0.10 川村奈菜さん(バイオリニスト)
【2016-10-6】 N0.10 川村奈菜さん(バイオリニスト) ベルギーの「プロ」に聞く。 今回は、モネのアシスタントコンサートマスターを務める傍ら、Brussels Chamber Orchestra主催、また子どもたちや後進の指導にも力を入れている川村奈菜さんに、お話を伺いました。 【川村奈菜 プロフィール】 東京都出身。全日本学生音楽コンクールに、中学3年で一位入賞。桐朋女子高等学校音楽科を経て、ソリストディプロマコースを修了。辰巳明子氏に師事。1996年日本音楽コンクール第2位、松下賞受賞。1997年よりブリュッセル王立音楽院でイゴール・オイストラフ氏に師事。チャイコフスキーコンクールにて、ディプロマ賞を受賞。現在、王立モネ歌劇場のアシスタントコンサートマスター。ブラッセル・チェンバー・オーケストラを主催。 URL: http://www.brusselschamberorchestra.com/ スタッフAw(以下、Aw):現在、こうしてブリュッセルで暮らすことになった理由は何ですか? 川村さん(以下K):世界的に有名なオイス
2016年10月5日読了時間: 7分


N0.9 川田 純子 さん 【2014-5-1】 創作Sushi 『Ko'uzi 』 オーナー
【2014-5-1】 N0.9 川田 純子 さん 創作Sushi 『Ko'uzi 』 オーナー 今回はアントワープにある創作寿司のお店「Ko'uzi 」オーナーシェフの川田純子さんにお話を聞きました。昨年出場された全日本寿司組合主催の『第一回ワールドスシカップ』にて、一般投票のレストラン部門でスウェーデンに次ぐ準優勝の経歴をお持ちです。 Q:どういうきっかけで創作寿司の道へ行かれたのですか? A:2007年ベルギー人の主人と結婚し、ベルギーへ移住しました。しばらく専業主婦をしていましたが、主人から「仕事しないの?」と言われて起業することを考えたのがきっかけです。お寿司のお店を出すと決めたのは、以前フランスで仕事をしていた時の元上司から、寿司の国際入門コンクールの運営の仕事を依頼され、そのコンクール中に多くの日本人寿司職人と知り合い、お寿司のノウハウを得たことが寿司屋起業の後押しとなりました。 Q:なぜ普通のお寿司ではなく、創作寿司を? A:最初はオーソドックスなお寿司を考えていたのですが、現地の人に飽きると言われ、料理人である主人と相談し
2014年4月30日読了時間: 5分


N0.8 黒木芳信さん 【2012-8-6】 (FUJI Travel セールスマネージャー)
【2012-8-6】 N0.8 黒木芳信さん (FUJI Travel セールスマネージャー) ベルギーに住んでいると、日本への一時帰国やヨーロッパ内での旅行など航空券を購入する機会も多いですよね。計画を立てるのは楽しいけれど、実際の航空券予約などは面倒だったり・・・間違いのない様に手配しないと、トラブルに遭遇する可能性も。もちろん価格も重要ですね。そこで今回は、日系旅行代理店としてブリュッセルで創業34年目を迎えるFuji Travelにお勤めの黒木さんに、旅行代理店のプロとしてお話を伺いました。 【プロフィール】 黒木芳信 〈KUROGI Yoshinobu〉 東京の旅行会社勤務時代に添乗で訪れたヨーロッパに魅了され1990年にオランダの日系旅行社に転職。その後ベルギー支店に転勤をし、2008年より現職。休日は自らの経験を生かし若駒剣志会で子供達へ剣道の指導を行っている。2児の父。 スタッフ(以下S): こんにちは。今日は色々な旅行商品の中で特にお得な日本行き航空券について、賢い購入方法を聞きたくてやってまいりました! 黒木氏(以下K):
2012年8月5日読了時間: 5分


N0.7 今井 礼欧さん 【2012-6-4】(欧和ビール オーナー/醸造者)
【2012-6-4】 N0.7 今井 礼欧さん (欧和ビール オーナー/醸造者) 今回はベルギーで「欧和」ビールを醸造されている、今井礼欧さんにお話を伺いました。今年で6周年を迎える欧和ビール!今までの経緯やこれからのこと、たくさんお話をお聞きしました。(インタビュアー:神田望美) スタッフ(以下S): 「欧和」という名前の由来は何ですか? 今井礼欧氏(以下R): 欧は私の名前、礼欧(レオ)の「欧」から一文字取りました。そして「和」を意識して「欧和」としました。音的にも外国人に分かりやすいですし、OWAと三文字なのも良いと思いました。 S:何故ベルギーでビールを作ろうと思ったのですか?最初はイギリスで学ばれたと聞きました。 R:そうです。最初はイギリスで、醸造学と蒸留学を学んで、その後ビールといえばドイツだと思っていたのでドイツに行きました。ドイツには1000くらい醸造所があるのですが、その中でもホテルやレストランがあってお客さんがゆっくりビールを味わえる所があるのです。そういう所を20個程選んで、1ヶ月間ほど北から南まで就職活動して、最終的に
2012年6月3日読了時間: 6分


N0.6 大松 清一 さん 【2011-9-10】(Koyanagi Worldwide)
【2011-9-10】 N0.6 大松 清一 さん (Koyanagi Worldwide) ベルギー駐在者の最初と最後の大仕事といえば海外引越し。ベル通の広告主という縁で実現した今回のインタビューでは、海外引越しについてかねてから知りたかったことをあれこれ聞いてみました。 【大松清一さんプロフィール】 日系物流会社のオランダ支社に赴任したのが初めての渡欧。2003年にいったん帰国するも、その際の引越しにコヤナギワールドワイド・オランダを使ったのをきっかけに翌年2004年に独立。来白し、コヤナギワールドワイド・ベルギーを立ち上げ現在に至る。 スタッフ(以下S): ずばり引越し成功のコツを教えてください。 大松氏(以下O): まず、仕分けです。船便1便・船便2便・航空便・処分するもの・譲るもの等を決めて、しっかり分けておくことですね。これは我々にとっても効率よく仕事が進み、お客様にとっても引越パニックにならない一番の秘訣です。ただ、これが意外にできないことなんです。送別会や、お土産の買い物なんかで引越し前は多忙の日々ですよね。日があると思ってい
2011年9月9日読了時間: 5分


N0.5 城戸 禎久 さん 【2011-6-27】 (在ベルギー日本大使館 領事部 領事)
【2011-6-27】 N0.5 城戸 禎久 さん (在ベルギー日本大使館 領事部 領事) 在留日本人であれば必ずお世話になる「在ベルギー日本国大使館」。 今回は在ベルギー日本国大使館領事部で領事をされている城戸(じょうと)様に、犯罪対策についてお話を伺いました。 スタッフ(以下S):ベルギーにはどのくらいお住まいですか? 城戸氏(以下J):今年の8月で2年になります。ベルギー以外の国ではアルジェリア、フランス、アゼルバイジャンなどにも勤務していました。 S:いろいろな国を回っていらっしゃるんですね。 ベルギーに住んでみて、印象はいかがですか? J:ベルギーはEUの中心地ということもあり、外国籍の方が多く住んでいます。ベルギー全土での人口比率では約10%、ブリュッセル市ではなんと約30%とも言われているため、現地の方々も外国人慣れしています。そのため、違和感なく生活できるところが今まで住んだ国と違うところです。 S:具体的に大使館の領事部とは、どんな業務をなさっているのでしょうか。 J:旅券、各種証明書、VISAの発給 が日常的な業
2011年6月26日読了時間: 6分


N0.4 賀茂友康さん 【2011-1-1】 (レストランKAMO オーナーシェフ)
【2011-1-1】 N0.4 賀茂友康さん (レストランKAMO オーナーシェフ) 2011年度ミシュランガイドで1つ星を獲得したレストランKAMOのオーナーシェフ賀茂友康さんにお話を伺いました。ベルギーの和食では初めてとなる星獲得で客層が広がったという店内では賀茂夫妻といとこ夫婦が中心となって息のあった仕事ぶりを見せています。 【賀茂友康さんプロフィール】 1990年に来白し、ブリュッセルのレストラン田川(現在は閉店)に勤務。10年勤務ののち日本に帰国し、10年間東京大森の割烹で修行を積む。準備期間を経て2007年イクセル区にレストランKAMOを開店し、3年かけて地元の人が通う人気店に育て上げた。 スタッフ(以下S): 星獲得おめでとうございます。知らせを受けた時の様子を聞かせてください。 賀茂氏(以下K): 最初に知らせてくれたのは公表されたリストを見た業界の友人からでした。その日はたまたま店が休みで僕はミシュラン側から通知を受けられなかったんです。予兆も全くなかったので、「おまえ。星獲ったよ」といわれ、てっきり冗談でかつがれているのだと
2011年1月1日読了時間: 5分


No.3 本郷いづみさん(デザイナー)
【2010-8-21】 No.3 本郷いづみさん(デザイナー) ベルギーの「プロ」に聞く、第3回目は、女性らしいエレガントなファッションを提案する 新進気鋭の日本人デザイナー、本郷いづみさんにお話しを伺いました。 【本郷いづみ プロフィール】 東京生まれ。早稲田大学建築学科を卒業後、博報堂でグラフィックデザインやコピーライターとして活躍。その後アントワープ王立芸術アカデミーファッション科へ留学。2010年6月に同学を卒業。 2010年、卒業コレクションのためにデザインした靴がSacha Shoe Awardを受賞。 2011年春夏コレクションより、自身のブランド“Van Hongo(ヴァンホンゴー)”をスタートする。 スタッフY(以下Y):大学で建築を学び、それから広告代理店に就職なさったとのことですが、異業界と思われるところからファッション業界への転身した理由は何ですか? いづみさん(以下I):そもそも“デザイン”とか“創る”ことが好きだったのですが、建築関連の場合、作品を作れるようになるまで10年、20年単位で時間がかかるので、もう少しアイデ
2010年8月10日読了時間: 5分


No.2 小野島ゆかりさん (パティシエール)
【2010-3-31】 No.2 小野島ゆかりさん (パティシエール) オンとオフを大切に。今回はお菓子作りに留まらない幅広い活動を目指すパティシエ小野島 ゆかりさんにインタビューです。 【小野島 ゆかり】 日本でパティシエールの修行をしホテルのシェフを経験後、1997年渡白。結婚・出産を経て2002年よりブリュッセル市内のレストランでパティシエールとして活躍。 2009年末、新たなステージを目指してレストランを退職。現在はお菓子教室を開催しながら次のステップ(自分のお店を出す)のための充電中。得意なお菓子は焼き物系とフルーツを使ったデザート。 スタッフ(以下S):始めはビジネススクールを出て、レストランのサービス・フロントの勉強をされていたということですが、パティシエに転向した理由は何ですか? ゆかりさん(以下Y):お客さまに自分の作ったものを提供する側に立ちたくて・・・。 一昔前のお料理の世界は完全に男の世界だったでしょう?お菓子作りなら!と思ってパティシエに転向しました。修行のためにパティスリーの門を叩きましたが、当時はパティシエの世界も女
2010年3月30日読了時間: 6分


No.1 Ronald DELFOSSEさん (KEYAKI オーナー)
【2010-2-28】 No.1 Ronald DELFOSSEさん (KEYAKI オーナー) ベルギー在住のさまざまなジャンルの「プロ」に話を聞く「ベルギーのプロに聞く!」。 第1回目はBruxelles市内でお惣菜・お弁当・料理教室を展開する『KEYAKI』のシェフ、ロナルドさんにお話を伺いました。 <お店・教室は閉店しました> ロナルドさんは1975年ベルギー リエージュ生まれ。 14歳から18歳までナミュール州立ホテル学校で料理等の基礎を学び、その後星付きのレストランで修行。ただ、その時はホール係として働いていて、後に「料理を作るのは性にあってるし、食べるのも好き」との理由でシェフへと転身したそうです。 S(スタッフ):ホテル学校では何を学ばれていたのですか? R(ロナルドさん):日本の専門学校では料理学校なら調理のみを習うと思いますが、ベルギーの学校では料理・ワイン・給仕、ホテル業の全てを習います。ですから、シェフであっても給仕のプロの知識を持っています。私が学んだホテル学校はホテルに併設されていたので、勉強した知識を実際に接客しな
2010年2月28日読了時間: 5分
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