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公共交通機関に乗って出かけよう!フランデレン地域編

ベルギー北部のフランデレン地域では、国鉄に加え、De Lijnというバスやトラムが運行されています。基本の乗り方はブリュッセル地域とほぼ同じですが、料金やシステムの違いもいくつかあります。フランデレンで移動する時に覚えておきたい情報を現地在住者の目線からレポートします。観光に行く方も、久しぶりに利用する在住者の方もどうぞご活用ください。
目次
De Lijnの利用のしかた
De Lijnはブルージュ、ゲント、アントワープなどフランデレン地域を網羅しており、料金は一律です。時間制になっていて、最初の検札(乗車登録)から60分以内であれば、何度乗り換えても、どこまで行っても、追加料金はかかりません。バス・トラムも共通で、どちらにも乗り換えができます。ブリュッセルのように、市内と郊外の区別もありません。
ただし、乗車のたびに必ず検札を行なってください。

ショートメールでの支払いも!運賃あれこれ
De Lijnの運賃の支払い方法は5通りあります。
サービス名 | 支払い方法 | 1回あたりの運賃 | メリット | デメリット |
非接触決済 | デビットカード、クレジットカード、モバイルウォレット(スマートフォン、スマートウォッチ) | €3.00 |
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アプリまたはウェブサイト | €3.00(1回券)€2.20(10回券の場合) |
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ショートメール(SMS)チケット | 携帯電話料金経由の支払い | €3.25 |
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紙チケット | 窓口または チケット販売機 | €3.00 |
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Omnipass(MoBIB*カード保持者のみ) | 各種クレジットカードなど。更新はオンラインで決済可 | €62(1ヶ月)€186(3ヶ月)€499(1年) |
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*料金は2026年10月のものです
*MoBIBカードとはSTIBなど他社でも使えるプリペイド式交通系ICのことです

お得で便利なチケットはどれ?
旅行者と居住者では、使い勝手が違ってきます。
【旅行者の場合】
旅行者・短期滞在者に便利なのは、「モバイルウォレット」。
10回以上使うのであれば、「デジタルチケット」回数券がお得。基本料金の30%オフの上、複数人で同時に利用できるため、無駄なく使い切ることができます。
【居住者・長期滞在者の場合】
居住者や長期滞在者には、「デジタルチケット」回数券かOmnipassが最も経済的です。Omnipassとは、区間を限定しない定期券のことで、MoBIBカードにチャージする形で購入できます。
MoBIBカード作成のために、初期費用身分証明書をもって窓口に出向く必要があります。また初回費用として10ユーロかかりますが、こちらは返金されません。5年間有効となっているので、5年後にまたカードを更新する必要があります。
アプリがだんぜん便利
アプリは賞も受けたことがある優秀なアプリです。ルート検索とチケット購入はもちろんの事、リアルタイム運行状況や、乗りたい便の混雑状況まで役立つ情報を知ることができます。行き先を入れておけば、降車する停留所を教えてくれるリマインダー機能も。
特にチケット購入は、回数券が買えるのでお得でおすすめ。下のように乗るたびに一枚ずつ有効化して使用します。


①何時まで有効かが表示されます。②QRコードが切符になります。検札にはこちらを提示します。③乗車している便についての情報が表示されます
チケット抜き打検札
乗車料金を払っていないと、その内容により高額の罰金を取られます。検札員が頻繁にチェックしており、言い訳は一切聞いてくれません。むっちゃこわいです。必ず正しい料金でのご乗車を。
6歳未満の子どもは無料です。それ以上の子どもは大人と同じ料金になります。ただしMOBIB-12を申し込むことで12歳以下は無料となります。
チケットの読み取り方

各種チケットは乗車と同時にActivate(有効化)する必要があります。
【各種カードの場合】は、読み取り機にチケットをやや長めにタッチすると音と光で認識完了を知らせてくれます。【デジタルチケットの場合】は、チケットを有効化すると、QRコードが発行されます。専用の読み取り機があるような場所では、画面を読み取らせましょう。それ以外の場面では、求めに応じて検札員に見せたり、運転手に見せたりしますが、ほとんどの場合は必要ありません。
【SMSチケットの場合】は、有効化された状態でショートメッセージが送られてくるので、特に何もする必要はありません。逆に、早めに購入すると、有効時間が過ぎてしまってもったいないので注意してください。検札があった場合は、届いたショートメッセージ(SMS)を見せるだけでOKです。
さらに便利な使い方
各自治体から条件付き割安チケットが発行されていることがあります。例えば、ルーバンではクリスマスマーケットがある週末に、半額チケットが買えたり、ブルージュでは、駅前駐車場の利用者を対象に市内2往復が無料になったり、さまざまなプランがあります。まずは、該当する割安プランがあるかこちらのページで検索してみましょう。
通常のバスが運行していない地域や時間帯などに、事前予約で利用できるオンデマンド型の乗合交通サービスです。専用のアプリを使って予約します。どちらかというと地域住民向け。
ブリュッセル郊外で移動する際に便利なチケット。De Lijn、STIB、TEC、国鉄SNCBの4社の公共交通機関を共通の乗車券で利用できます。
自転車・バギー
トラムには、自転車・バギーともそのまま持ち込み可能。バスの場合は、バギーはそのままでもOKです。自転車は、折り畳み自転車を完全に折り畳んだ状態であれば持ち込めます。
ペット
無料で乗車できます。膝に乗せるかリードをつけましょう。必要に応じて口輪をはめることを推奨されています。猫もハーネスをしていれば乗車できます。
日本に比べて遺失物が返ってくる望みは低いのですが、だめもとで探してみる価値はあります。De Lijnではオンラインで届けられた物のリストが写真付きで載っています。検索に紛失物の名前を入れて検索してみましょう。
いかがでしたか?公共交通機関のお得なチケットや便利な乗り方を知って、ぜひ効率よく街を巡ってみてください。
公式サイト De Lijn |Home
ルート検索ページ De Lijn |Route Planner

オリジナル記事:2010年8月

