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  • 執筆者の写真: C'ISM BE
    C'ISM BE
  • 2014年2月22日
  • 読了時間: 3分

MAS博物館 Museum Aan de Stroom



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アントワープの北の方にドックが広がるエリアがあり、そこに2011年にオープンした面白い形が目を引く博物館があります。オランダのNeutelings Riedijk Architectsによって設計されたもので、巨大な螺旋を形成するよう90度ねじれた層で建設されています。モダンな建物の最上階は無料の展望台になっていて、アントワープの街並が360度のパノラマで楽しむ事が出来ます。

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外壁には3000個ものアルミ製の『手』が埋め込まれています。『手(ハンド)』はアントワープのシンボルですよね。数千ユーロの寄付をすると、この手のスポンサーになれるとか。ミュージアムに訪れる際は、ぜひご覧になってください。


建物の内部は、

0階:チケット売り場やカフェ

3〜8階:展示スペース(3階は特別展示)

10階:展望スペース

と大きく3つのエリアに分かれています。 ミュージアムショップは建物外、向かいにあります。


展示は各階でテーマが決められていて、エスカレーターを上がるとその階のテーマが見て分かるようになっています。階層で順番が決められていないので、見たいものだけ見ることも出来ます。


各階の展示スペースは入り口と出口が別々にあり、入り口に職員が配置されドアを開けてくれます。部屋の中にはその階のパンフレットが置かれて、英語版もあるのが嬉しいですね。

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どのスペースも広すぎずコンパクトにまとまっているため、同じ階であれば見たいものを再度見に行くと言う事も簡単に出来ます。また、通路も広いため自由にゆっくり鑑賞する事も可能です。日本画の展示もありました。


既に閉館したにステーン城で公開されていた海事にまつわる作品が納められていたり、過去に城壁で囲まれていた頃の地図がデジタル化されていたりとアントワープにちなんだものも納められています。


また、この建物が他の美術館や博物館と違うのは展望スペースがある事です。

展望スペースへは無料で入る事ができ、夜でも入れるので夕日や夜景も楽しめると思います。屋外なので天候次第では長い時間いられない事もありますが、アントワープの街や教会、セントラルステーション、港やそこを通る船を見渡す事が出来ます。


展望エリアはガラス張りの壁になっていて、そのガラス壁には写真を撮るための穴が作られています。穴にカメラを入れて撮影できるので、ガラス越しではない障害物が入らない状態でパノラマ風景を納めることも出来ます。

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MAS博物館 Museum aan de Stroom

Hanzestedenplaats 1, 2000 Antwerpen

電話:03 338 44 00

URL:https://mas.be

休館日:月曜日は休館(復活祭、聖霊降臨祭の月曜日を除く)。その他、1月1日、5月1日、昇天の日、11月1日及び12月25日は休み。

アクセス:バス17番「Rijnkaai」か30番「Sint-Pietersvliet」、トラム7番「Sint-Pietersvliet」

専用駐車場あり

◆美術館開館時間:4-10月:火-金 10:00-17:00、土日 10:00-18:0011-3月:火-日 10:00-17:00*チケットの購入は閉館1時間前まで。料金:大人 6〜10ユー

ロ 公式HPでの料金詳細(様々な料金設定があるため、公式サイトを確認して下さい。)

◆展望台開館時間

4-10月:火-日 10:00-24:00

11-3月:火-日 10:00-22:00

*入場は閉館30分前まで。

料金:無料


*詳細は変更する場合がありますので、お出かけ前に公式サイトにてご確認ください。

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