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  • 執筆者の写真: C'ISM BE
    C'ISM BE
  • 2013年5月22日
  • 読了時間: 2分

ルーベンス家 Rubenshuis

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ルーベンス(Peter Paul Rubens1577-1640)は、フランドルの画家で、アントワープで大規模な工房を経営し多くの作品を残しています。ルーベンスといえば、日本ではアニメ「フランダースの犬」の主人公ネロが憧れた画家として登場しているので、ご存知の方も多いと思います。そうです!ネロが最後の時にアントワープ大聖堂の祭壇で見ていたのは、このルーベンスの絵です。今でも大聖堂の祭壇に飾られています。


「ルーベンスハウス(ルーベンスの家)」は、ルーベンスの作品が展示されているミュージアムです。オランダ語ではRubenshuis、英語ではThe Rubens Houseと表記されます。1610年にルーベンス自身がこの土地と建物を購入し、自分でデザイン・改装して5年間居住したので、実際にかつてはルーベンスの家でした。


館内には、ルーベンスをはじめとした多くの画家の絵画があり見応えがあります。家だけあって、部屋もキッチン、寝室、ギャラリーなどに分かれていて、絵画のほかにアンティーク家具や暖炉、ベッドもあり、当時の生活の様子も見る事ができます。その中でも、ギャラリーは石像もあり小さな美術館のようでじっくり鑑賞したい場所でした。また、レザーで覆われた部屋があり、重厚な雰囲気で一見の価値があります。館内にはソファもあるので、ゆっくりと鑑賞ができました。


決まった順路に沿って進むタイプの美術館で、館内の見学が終わると、最後は中庭を見て出口です。中庭には小さな花壇や石像、噴水などがありとても落ち着く雰囲気。お花が咲く春など暖かい季節がおすすめです。


ミュージアムの正面玄関の前にガラス張りの建物があり、チケット売り場とギフトショップになっています。荷物を入れるロッカーもあります。


このミュージアムは、王立美術館などの大規模な美術館とは違い、お屋敷の見学でアンティークを満喫しながらルーベンスを始めフランドルの有名な作品の鑑賞ができます。コンパクトで所要時間も1時間あれば十分楽しめるので、アントワープでは絶対にオススメのミュージアムです。



*上記は取材時の情報です。変更の可能性がありますので、公式HPにてご確認ください。

*小さなお子様連れの方へ

ベビーカーは1階で預かってくれます。2階建でエレベーターがないので、抱っこひもがあると便利です。

【Rubenshuis】

住所:Wapper 9-11, 2000 Antwerpen

電話:03 201 15 55

営業時間:10am-5pm

定休日:月曜日、1/1,2、5/1、11/1,2、12/25,26

入館料:大人€8、12~26歳は€1、65歳以上または12名以上のグループは各€6、12歳未満は無料 

URL:http://www.rubenshuis.be/

クレジットカードの種類:VISA/MasterCard、Maestro/Bancontact

アクセス方法:Groenplaatsより徒歩10分

駐車場:なし



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