- C'ISM BE
- 2024年5月8日
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更新日:10月29日
イーぺルのネコ祭り Kattenstoet
3年に一度5月の第2日曜日にイーぺルで開催されるネコ祭り
ネコ好きが集まるフェスティバルとして知られる『イーぺルのネコ祭り』のご紹介です。

この祭りは、イーペルで中世から伝統的に行われていた、猫を衣料会館の鐘楼から広場へ投げる猫投げに由来しています。日本からも観光客が見にくるというパレードは1955年に始まったもの。今年で46回目になります。猫や魔女に仮装した人々や6mもある巨大な猫の人形などのフロート(山車)がでて、大人から子供まで数千人の人々が練り歩きます。
ベルギーの西部にある小さな街ですが、この時ばかりは街中に人があふれかえり大変にぎわいます。
当日は午前11頃から音楽が鳴り始め、午後3時からパレードが始まります。パレードが始まると、見物客が狭い歩道で立ち見をするので、移動が困難になります。また、開いているお店は多くないので、飲み物などは前もって買っておいたほうが良いかもしれません。
立ち見は無料ですが、各所の見どころで設けられている観覧席は有料です。特に猫投げも楽しめるマルクト広場は特等席ですが、販売開始直後の予約必須です。チケット販売状況は公式サイトでご確認ください。
パレードのルート。メインルートでの移動は難しいので、ここと決めたら動かないか裏道を歩くのが無難です。

クライマックスはこの有名な女王猫の登場。パレードが終わると、午後6時頃からマルクト広場で『猫投げ』が始まります。かつて中世では本物の猫が鐘楼から投げられていたそうですが、現代はネコのぬいぐるみが投げられます。そのぬいぐるみを受け取った人には幸運が訪れるそう。街の道化師が鐘楼から投げるのですが、あっというまに終わってしまうので、絶対に取りたい人は早くから場所を取って待ち構えておきましょう。

街の建造物も美しく、中世の雰囲気たっぷりです





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