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 No. 18 スイスチャード (Bette à carde / Snijbiet met rode bladstelen)


スイスチャードは、栄養価の高さで野菜界のスーパースターとして、近ごろ注目の野菜です。ほうれん草と似ていますが、比較的苦味があるものの、クセがない柔らかい味です。他の葉もの野菜と同様、簡単に調理でき重宝します。
また、カラフルな茎は生でサラダの彩りとして使われていて人気があります。 ふだん草ともうまい菜とも呼ばれるスイスチャード。日本でも出回り始めましたが、手頃な価格で手に入るベルギーで、栄養豊富な夏野菜として日常的に味わってみてくださいね。


栄養素

ビタミンKが豊富に含まれます。

茎のカラフルな色は、ベタレインという色素成分によるもので、抗酸化作用があることが知られています。 また、ビタミンAビタミンC食物繊維も多く、分やカリウム、マグネシウムなどミネラル豊富な野菜です。ビタミンB2ビタミンB6の摂取も期待できます。
特にビタミンKは、骨密度アップのために、重要なビタミンです。気になる方はぜひ取り入れてください。ただし、血栓を防ぐために抗凝固剤を服用している場合、血中ビタミンKの値が高くなると薬の効き目が弱まることがありますのでご注意ください。

参照1:大塚製薬株式会社「栄養素カレッジ」
参照2:日本野菜ソムリエ協会「注目度No.1のカラフル野菜! スイスチャード」



扱い方

洗った後、よく水を切り袋に入れておけば、冷蔵庫で3日間は保存できます。その後しおれてしまったものは、いわゆる「50℃洗い」(50度前後のお湯に1~3分ほど浸して振り洗いする)でも復活します。
冷凍することもできます。冷凍後は食感が変わるので、生でいただくのはお勧めしません。
茎はやや固めなので、葉と別にして調理すると良いでしょう。柔らかい茎の場合は、先に火を通すなどして葉部分より長めに調理するよう工夫してみてください。
嬉しいことに、調理してもスイスチャードの抗酸化活性は失われないという事です。ただし、圧力鍋や炒め物では2割ほど減ってしまいますのでご留意ください。



レシピ

若く柔らかいものではカラフルな色を生かしてサラダの彩りに活躍します。 また、塩茹ですればほうれん草の代わりとして、肉や魚の付け合わせになります

【スイスチャードのグラタン】

《材料》  (4人分)

スイスチャード2 kg (洗って茎と葉に分けておく)
ナツメグ小さじ1/3
グリュイエールチーズ(おろしたもの)カップ半分
パルメザンチーズ(おろしたもの)大さじ3

‹ガーリック・ベシャメル(ホワイト)ソース材料›

バター30g(大さじ2.5)
薄力粉 大さじ4
牛乳 500ml
にんにくひひとかけ(みじん切り)
塩胡椒


《作り方》

①オーブンを200~250℃に予熱します。※トースターでも可。

②スイスチャードを沸騰したお湯で塩茹でします。火が通りにくい茎を先に入れるのがコツ。

③1−2分ほどして茎が柔らかくなったら引き上げます。ベルギー人はくたくたになるまで茹でるのが好みのようです。

色が気になる方はすぐに氷水につけ色止めしてください。

④軽く絞り、1センチに刻んで水をよく切っておきます。

⑤ベシャメルソース(作り方下記参照)の鍋にチャードを入れ混ぜ合わせます。

⑥耐熱容器に広げ、上からチーズをかける。

⑦オーブン、またはオーブントースターでチーズが色づくまで焼き上げる。



<ガーリック・ベシャメルソース>

①弱火でバター半量を小鍋に溶かし、にんにくを焦がさないようにして炒め香りを出します。

②香りが出てきたら、残りのバターも溶かします。

③小麦粉を入れ、バターにしっかりなじませるように混ぜます。

④フツフツと沸騰し、表面に泡が出てきたら人肌に温めた牛乳を一気に加え、泡立て器で手早く混ぜます。

⑤とろみがつくまで中火でかき混ぜ続ける。

⑥塩こしょうで味をととのえたらできあがり。




【スイスチャードのスムージー】


ビタミンC最強スムージー。いつものほうれん草の代わりにスイスチャードを使ってマイルドな味に。

《材料》  (1人分)

スイスチャード(柔らかい葉のみ) 1束分
小さめのキウイ 1個
パセリ(葉のみ)1枝分
オレンジジュース 50cc
冷水 50cc
お好みでアガペシロップ小さじ1/2

《作り方》

材料をミキサーにかけるだけ!冷水の代わりに氷を足しても。また、サラダ菜などの野菜を加えてアレンジもできます。


オリジナル記事:2024年6月29日作成
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