

観光 tourism
2024-11-15
公共交通機関に乗って出かけよう!2024年版ブリュッセル市内編
〜トラム・プレメトロ編〜
ベルギーの主要都市では大活躍の路面電車。こちらではトラムと呼ばれています。また、プレメトロというのはトラムの車両なのですが、地下に乗り入れている路線のことを指します。乗り方はトラムとまったく同じです。
トラムの停留所はバスと共通となっているところもあり、「T」のマークが目印です。時刻表の見方もバスと同様です。
プレメトロの駅には切符売り場や改札、検札機が構内に設置されていますが、トラムの停留所には券売機はありません。あらかじめ地下鉄駅で購入しておくのがおすすめですが、難しい場合、乗車時に運転手から購入することも可能です。トラムの一番前から乗りましょう(釣りの予備が少ないのでぴったりの金額を持っている方が無難です。


- 時刻表で路線番号と目的地を確認し乗車します。トラムでもバスのように乗降客がいない停留所は止まらずに素通りしていく可能性があるので、乗車の意思を手を挙げてアピールするのが無難です。
- トラムは先頭だけでなく、どこのドアからでも乗ることができます。ドアは自動では開かず、乗客が扉についているボタンを押して開けるようになっています。黒か緑のゴム帯になっている車両もあります。
- 車内に設置された検札機で乗車券やクレジットカードかざします。プレメトロの場合は改札付近にある検札機で予め検札できますが、時間制なので乗車直前にしましょう。
- 検札は、カード等をかざし「ピッ」という音と緑のランプが点灯するのを確認してください。「ビー」というようなビープ音だと正しく検札できていない状態です。
- 1時間以内の乗り換えの場合「Transit」の表示がされ課金はされません。
- 降りるときは、1つ手前の停留所を過ぎたら青か黒のボタンを押します。押したボタンのすぐ近くの扉の上のランプが灯り、扉が開きます。近くの扉が開かない時は自分でボタンを押して開けましょう。




☆トラム、プレメトロの車両にはいくつか種類がありますが、旧型の車両はドア幅が狭く、ベビーカーなどは乗り入れできないことがあります。また車両によっては前後でドア幅が異なることがあるので、カートなどを持ち込む時は広いドアから乗りましょう。
☆いずれも抜き打ちで検札官が乗車してくることがあります。またプレメトロでは改札付近に検札官が立っていることもあります。切符を持っていなかったり、制限時間が超過していたりすると高額の罰金が徴収されるので注意!
オリジナル記事:2010年8月