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Falstaff 〈ファルスタッフ〉      2023-5-22 【ビール】
アール・ヌーヴォーに囲まれてビールを飲む
Falstaffグランプラス近くの老舗のビアカフェ/ブラッスリー『FALSTAFF (ファルスタッフ)』に行ってきました。証券会議所横のHenri Maus通りにあります。

創業は1903年、ベルギーのアール・ヌーヴォーの巨匠でアール・ヌーヴォーを初めて建築に取り入れたヴィクトル・オルタが設計しています。

店内はとても美しいアール・ヌーヴォー様式で一部アール・デコも混ざっており、複雑で絢爛豪華な造りになっています。扉、天井、壁、調度品に至るまですべてゴージャスかつ精巧で息をのむようです。天井にはステンドグラスがはめ込まれ、シャンデリアが吊り下がっています。また、シックな色合いの赤い壁と、古い木の枠にふちどられた鏡やステンドグラスも古いガラス特有の、鈍いけれども温かく柔らかな光を店内に放ち、キラキラと輝いていました。

夜もとても美しく、まるで貴族の邸宅の晩餐会の会場のようです。ブリュッセルでアール・ヌーヴォーの建築を見ようと思うと入場料がかかるところが多いですが、ここでは気軽にアール・ヌーヴォーを楽しみながらビールを飲むことが出来ます。アール・ヌーヴォーの聖地、ブリュッセルだからこそ出来る贅沢ですね。

  

店内は広く、テラス席と合わせて約150席ほどあります。天井も高く開放的。椅子もゆったりとしておりくつろげます。店の奥には赤い布張りの豪華な椅子とテーブルがズラリ。その奥の壁にはシェイクスピアの喜劇に出てくる陽気な酒飲みの老騎士「ファルスタッフ」が描かれたステンドグラスが目立っています。これが店名の由来にもなっています。

ビールですが、メニューに書いてあるものでは、樽出しで提供しているものが5種類、ボトルは16種類(うち2つが英国ビール)と種類はそんなに多くはありませんが、この素晴らしいインテリアを見るだけでも行く価値はあります。また豪華な店にかかわらず、ビールの値段は他のお店と同じくらいというのが有り難いです(4~5ユーロ)。

私は今回樽出しのメニューの中からクリーク(木イチゴのフルーツランビック)を選びました。他にはヒューガルデン、ジュピラー、レフが飲めます。食事は軽食からしっかりしたものまで、またベルギーの伝統料理も食べることが出来ます。一度インテリアの観賞も兼ねて行ってみてはいかがでしょうか?

(オリジナル記事作成日:2015-10-19)



【Falstaff】
住所:Henri Mausstraat 19 - 1000 BRUXELLES
Tel:02 511 87 89
URL:http://www.lefalstaff.be/
営業日:無休 10:00~24:00
※英語メニュー有り
※無料Wi-Fi有り
※駐車場なし


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