ベルギーでのお勧めレストラン・カフェの情報 |
Café Quinten Matsijs 〈カフェ クイントン マセイス〉 |
アントワープの大聖堂やお城のようなヒルトンホテルから歩いて数分の小路地に、アントワープで一番古いカフェ、「Café Quinten Matsijs 〈カフェ クイントン マセイス〉」があります。 1565年に’t Gulickという名前の旅籠(INN)としてオープンし、当時港町として栄えていたアントワープへ来る商人たちが、馬でやって来て飲食+寝泊まりに利用していたそうです。今でもドアの上には、その名前が見られます。 |
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現在のカフェのエリアで飲食し、奥のテーブル席がある場所は、馬をつなぐ場所だったそうです。 現在はカフェとしてのみ営業していて、名前は1500年代の画家Quinten Matsijsの名前からからつけられているそうです。この建物は文化財に登録されていて、内外装とも大きく改装できない為、店内では250年前からあるアンティークのTONという(コインを投げ入れて遊ぶ)ゲームやパイプラックなどが普通においてあり、タイムスリップをしたような気分になります。また、ベルギーの有名な作家Willem Elsschot(ウィレム エルスコット1882-1960)が常連客だったことでも知られています。今でもそっくりなお孫さん達が常連だそうです。 歴史の話もすごいですが、でもここはカフェ!どんなビールや料理があるか、気になるとこですよね!そしてここはアントワープ、もちろんあります、デコーニック。冬にはWinter de Koninckもあります。そして樽生でマレツ(ブラウン)やラ・シュッフも飲めます!マレツのチーズもあり、ビールのお供にピッタリ。 |
おつまみとしては、アントワープのソーセージ、ミニルンピア、フリッツ、チーズなど。料理はベルギーの代表的なストーフレーズ(フランダース風カルボナード)やグレーシュリンプのコロッケもあります。
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アントワープのソーセージ | ミニルンピア(小春巻き風) | グレーシュリンプのコロッケ |
そしてドライカレー!・・・はい、ドライカレーです。実はこのカフェのオーナー夫妻は、ベルギー人のご主人と日本人の奥様。その奥様の手作りのドライカレーやチキンカレーもカフェのメニューにあります。これがベルギー料理に飽きてくると、食べたくなるんです。 アントワープでアンティークに囲まれて地ビールを飲み、そしてお腹もいっぱい!・・・至福のひとときです。 |
【Café Quinten Matsijs】 奥様(Qさん)のブログ |
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