ベルギーでのお勧めイベント情報です。 |
EXPO Dick Bruna 〈ディック・ブルーナ展覧会〉 |
「世界で一番愛されているうさぎは?」と訊かれれば・・・そう!答えは「ミッフィー!」ですよね! 誰でも一度は見たことがある、「Miffy」。その絵本は1955年の初出版以降、約50か国語に翻訳出版され、各国の子供はもちろん、オトナにも愛されています。日本でも、もちろん大人気のMiffy(うさこちゃん)の生みの親はオランダ人グラフィックデザイナーであり絵本作家のディック・ブルーナ〈Dick Bruna〉。 彼のオリジナル作品が初めてベルギーで紹介される今回の展覧会。Dick Brunaの世界にどっぷり浸れるいいチャンス!もちろん、たくさんたくさんMiffyに会いたい!っということで、展覧会場のあるMechelen 〈メッヘレン〉に行ってきました! 展覧会場のcultuurentrum mechelenの正面には、大っきなMiffyの看板が!入口でもMiffyがお出迎えです。展示会場への案内は、こちらのくまちゃんが!ワクワクしますね♪ |
階段を上がると、そこは、もう、Dick Brunaの世界。 Miffyがこの展覧会を楽しんでるような仕掛けに思わずニヤリ。 続くフロアには、彼のグラフィック・デザイナーとしての才能が溢れる作品が続きます。 |
Dick Brunaは、本の装丁や、ポスターなども手掛けており、Miffy以外にもシリーズ化されている人気キャラクターもたくさん!有名なのは、読書週間のポスターになった「ブラックベアー」。夜遅くまで本を読み過ぎて目が赤い黒熊です。カワイイですよね♪ 本格的に絵を学んだことのないDick Brunaは、様々なアーティストの技法を独自で研究した結果、シンプルで力強い黒い線と明解な色彩「ブルーナカラー」で自分のスタイルを確立しました。彼の描く「黒い線」は、「愛情を込めた生きている線」であり、この線を実に大切に大切に描いています。彼が特に影響を受けたアーティストの一人は、アンリ・マティス。なるほど、単純な輪郭や明解な色の発想は、マティス作品の特徴でもありますね。 Miffyは、なんと今年57歳!初代Miffyは、「え?これがMiffyなの?」と思うほど、今とは違います。Miffyが13歳の時に、大きくデザイン変更がありました。 でも実は、未だに変化し続けているんですよ!耳の先がとがっているモノから丸くなり、顔の形もどんどん丸くなってシンプルになってきているようです。 他にも、日本の郵便切手(ふみの日)にも採用された作品なども展示してあります。 この展覧会がすごいのは、遊びゴコロに溢れている「仕掛け」です! 単に「作品を見る」だけでなく、自らがDick Brunaの世界に挑戦!?出来るコーナーや、具体的に体感できるスペースが特設されていて、とっても面白い!ワクワクです! 早速、私も、その一つのブラックベアーのモビールづくりに挑戦! ブラックベアーを形にそってジョキジョキはさみで切って、立体的に糊で貼り付け、テグス糸を通すと・・・ モビールの出来上がり! もちろん、作品は持って帰ります。 |
他にも、キャラクターのお面を紙皿で作るコーナーや、Havank キャラクターを切り抜き、自分の好きなアレンジを加えてオリジナルな「私のHavank」作品を作るコーナーもありました。Dick BrunaのHavankとどっちがカッコよく出来るかな? |
そして・・・突然、部屋いっぱいのサーカス小屋が! ここでは、紙芝居や、人形劇が楽しめ、自分でキャラクターになり切って遊ぶこともできます! おなじみのアルファベットを覚える絵本がゲームになっていたり・・・と、本当に様々な仕掛けがあり、オトナも子供も時間を忘れて「夢中」になれます!
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さんざん楽しんで、モビールもお土産にして出口に向かったら、最後にはこんなモノが! 自分の顔を覗かせてMiffyと一緒に写真撮影! 最後の最後まで楽しめちゃう、この展覧会。 ぜひ、ご家族でお出かけください! 大人だけで行った私も、もう一回行きたい! 2012年6月3日まで開催しています。 |
【Expo Dick Bruna】 期間:2012年2月18日~6月3日 (月曜日休み) 時間:17:00〜10:00 (16:15最終入場) 料金:大人9€、子供3€(12歳以下) 場所:Cultuurcentrum mechelen 詳細URL:http://toerisme.mechelen.be/en/4180/content/11658/dick-bruna-expo.html |
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