ベルギーからレシピのご紹介です。 |
No.3 Waterzooï (ワーテルゾーイ) 鶏肉をクリームで煮込むベルギーの郷土料理 「ゲント風ワーテルゾーイ」 クリームシチューのような見た目で、スープはわりとさらっとしてるのに、じっくり煮込まれた野菜と鶏肉の旨味と、クリームのコクがとっても美味しいこの料理。 家庭の味の代表的な料理です。ベルギーの北西部にあるゲント発祥で、もとは鶏肉ではなく川魚が使われていましたが、川の汚染による影響や庶民に手の届きやすい食材であった鶏肉も使われるようになったそうです。ワーテルゾーイには魚介を使ったものもありますが、鶏肉を使った「ゲント風ワーテルゾーイ(Gentse Waterzooi)」のレシピをご紹介します。 【材料:4人分】 鶏もも肉 500g 玉ねぎ 中1個 (今回は小2個を使いました) 人参 1本 セロリ 枝一本 ポワロ― 1本 じゃがいも 中2個 無塩バター 10g チキンブイヨン 1個 白ワイン 100㏄ ローリエ 2枚 タイム 3・4本 生クリーム(30%のものを使いました)100㏄ 卵黄 2個 パセリ 適量 【作り方】 ① 玉ねぎはスライス、人参は1㎝幅の角切り、セロリとポワロ―も1㎝幅の斜め切りにしておきます。じゃがいもは皮をむいて小さめの一口大にして、変色を防ぐために水に浸しておきましょう。 ② 鶏肉は皮を剥いで一口大に切ります。(レシピによっては骨付き鶏もも肉を使用し、カットしない場合もあります) ③ 大きめの鍋にバターを溶かし、焦げないように中火で玉ねぎを炒めていきます。しんなりしてきたら鶏肉を入れ、色が変わったらお湯約1リットル(食材がかぶるくらいの量)と白ワイン、チキンブイヨンを入れて、20分ほど煮込みます。この時、ローリエとタイムもあわせて入れましょう。香りがよくなります。沸騰させすぎに注意です。 ④ 煮込んだらそこへにんじんとセロリ、ポワロ―を入れます。さらに30分ほど煮込みます。 ⑤ じゃがいもの水を切って、4の鍋に加えます。やわらかくなるまで煮込みましょう。 ⑥ 味見をします。塩コショウなどで調節します。 ⑦ 生クリームと卵黄をボールなどで混ぜ合わせ、そこへ鍋のスープをお玉半分ほど加えてクリームを温めておきます。こうすることで8の時点で分離しにくくなります。 ⑧ 7のクリームを鍋へ注ぎ、とろみが軽くついたら火を止めます。ここで沸騰させないようにしましょう。クリームが分離してしまいます。 ⑨ 皿に盛って、刻んだパセリを振りましょう。さあ出来上がりです!熱いうちに、召し上がれ。 寒い冬にはぴったりの、カラダ温まるメニューです。
食材も手に入りやすく、低コストで作れるのもうれしいポイントです。 |
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