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ricciocapriccio 〈リッチオカプリチオ〉 オルタ邸近くのイタリアンで「うに」のパスタを楽しめる |
シャトラン広場周辺は、クリエイティヴな雰囲気の漂うエリア。 その一角に、常連客に愛されるイタリアンダイニングを見つけました。 メニュー表記は全てイタリア語。魚介類を得意とする本格イタリアンです。 看板メニューは「うにパスタ」。 お得なランチセットもありますが、今回は、うに目当てでアラカルトを選択しました。 前菜は、二人だったので2種類をご紹介。左写真は、タコの唐揚げ(antipasto polio) 。 右写真は、ブッファラ(水牛のモッツァレラチーズ)のミルフィーユ仕立て(millefoglite buffala)。 メインはうにパスタ(spaghetti riccio)です。 前菜は、意外にも繊細でスタイリッシュな盛り付けの皿が出てきました。期待感が高まります。 味付けはしっかりしていますが、あっさりした後味。出された全粒パンと共にソースまでいただけます。 お目当ての「ウニパスタ」は一見ボンゴレ風。下に落ち着いた色のウニソースが敷かれています。フォークに巻きつけたパスタを口元に運ぶとすでに濃厚な磯の香りがします。うにそのものの味というよりは、魚貝とのハーモニーを味わう感じです。絶妙な蒸し加減のあさりもたっぷり入っていて、パスタの量も結構なボリューム。 デザートはピスタチオのジェラート(gelato)とパンナコッタ(panna cotta)を。ピスタチオのジェラートはコロコロとした一口サイズ。刻みたての香り豊かなピスタチオがふんだんにかけてあって、爽やか。パンナコッタも自然な甘みでした。 最後にオーナーに「日本人は世界一ウニを食べる国民なんですよ」と話しかけると、「知ってる(笑)」とのお返事。店名を直訳すると「ウニ・カプリチオ」。つまりうにの狂想曲?という意味なんですね。最後にようやく納得しました(狂想曲の意図はわかりかねますが…。) ウニは一年中出回っていますが、時にはない場合もあるのでご注意を。 20席ほどの小さなレストランですが、昼も夜もほぼ満席の人気店です。 必ず予約することをお勧めします。 |
【ricciocapriccio】 住所:Rue Américaine 90,1050 Bruxelles Tel:02 852 39 69 URL:http://ricciocapriccio.be/ 営業日:火ー金12:00~14:30, 19:00〜22:30、土19:00〜22:30、土昼、日・月休 ※イタリア語メニューのみ(店員は英語可) ※無料Wi-Fi有り ※駐車場なし ※カード利用可(bank contact, VISA, Master) American express は不可 ※予算:ランチ うにパスタ18,50ユーロ, グラスワイン6ユーロ |